逗子開成コミュニティ

各分野で活躍する校友紹介 

NEW!  マスコミで活躍する校友を紹介します

山形放送

門田 和弘(高39回)


山形放送の門田和弘です。逗子開成を卒業して38年!思い出ベスト3を挙げます。3位(1学年がP組まであり、私はO組…確か英語選抜クラス)2位(体育祭は強制的に応援団へ…逗子の浜辺の〜ナミコさん♪)1位(プールの授業はブルーのスケスケ小さな競泳パンツ)といった事を懐かしく思い出しました。部活は入部せずにアルバイト三味の毎日でしたが、将来の事は在学中に考えるようになりました。私の代は、徳間康快氏が理事長だった事もあり、「マスコミ」という仕事に興味を持ち始めたのです。大学に進学しプロの劇団にも所属し、人前で表現する楽しさを覚え「だったらこれを仕事にしよう!」とアナウンサーになる事を決意しました。
山形放送は、日本テレビ系列のラテ兼営局です。
TVは「ズームイン!! 朝!」の山形キャスターや「タ方ワイド」などを担当、ラジオは「スポーツ実況」「朝の情報番組」などを担当し、33年間に渡りマイクの前で喋ってきました。その間に欲が出て(笑)色々な事にチャレンジしてみたくなり、ステーションソング「ぷにゅんといっしょ♪」 を作詞作曲してみたり、自分で企画したCMやラジオ番組を作ってみたり、今ではいつの間にか番組ディレクターです。挑戦の人生って楽しいですね!
皆さん「ラジオ」は聴きますか?想像力を使う媒体だからこそ、様々な世界が広がり魅力的です。数年前「豪雪地の雪下ろし〜空から冷蔵庫が降ってきた!」 という番組を作りました。どんな光景を想像しますか?YouTubeで配信していますので、試しに目をつぶって聴いてみて下さい。「ラジオ」の魅力を感じる事が出来ますよ!

新潟日報

芳本 卓也(高63回)


私は逗子開成を卒業後、青山学院大学に進学し、新卒で入社した新潟県の地元紙「新潟日報」で記者として働いています。穏やかな逗子湾を眺めていた日々から一転、荒波の日本海、冬 は豪雪で一面の銀世界で暮らしています。吹奏楽部0 B会の演奏会や練習で逗子に来るたび、関東の穏やかな天候をうらやましく思います。2015年の入社以来、外勤記者として県内各地を取材してきました。鉄道の町として知られる新潟市秋葉区(旧新津市・小須戸町) の担当や、着物産地で有名な十日町の支局員、音楽漬けだった私なのに運動部記者も拝命しました。2020年から写真記者(カメラマン)となり、J1アルビレックス新潟の撮影担当もしました。現在は長岡支社で写真記者をしています。昨年は中越地震から20年の節目、戦後80年の今年は長岡空襲から80年という節目を迎え、どのような写真を撮れば読者の目を引くか、試行錯誤の日々です。日本三大花火 の一つ「長岡花火」は、ついシャッターを切るのを忘れるほど感動的で、今年の取材も楽しみです。 新潟では少子高齢化によって中山間地の学校がなくなるなど、伝統文化や地域コミユニティの衰退・消滅が深刻です。人々の営みの痕跡は、記録しなければまるで初めからなかったかのように忘れ去られるでしょう。私たち新聞記者は、その文化や地域の維持発展に直接手出しすることは難しいかもしれませんが、後世に記録として残していく責務があると思っています。私たちが日々取材し紙面に残すことによって、多くの県民、読者に今一度、私た ちの地域や暮らしの明日を考えるきっかけを提供し、時にアクションを起こす起爆剤になれたらと思っています。そして、今を生きる新潟人の姿を何十年後、何百年後の人が知ることができる、その一助となれると信じ日々過ごしています。 日本史、世界史の授業で何百年も昔の人々の暮らしや政治を学べるのも、紙という記録媒体に先人たちが記録し残してくれたからこそですから。 お仕事やご旅行で新潟にお越しの際は、駅の売店やコンビニで弊紙を手に取って頂けたらうれしいです。どこかに私が撮った写真や書いた記事が載っていると思います。
略譜 吹奏楽部でトランペットを演奏し、今も市民オーケストラや吹奏楽部OB 会で演奏を続けています。2011年3月、逗子開成高等学校卒業。同年4月、青山学院大学総合文化政策学部入学。2015年3月同大卒業。 次回は、同じ高63回の林晃之介君にリレーします。母校の社会科教員として教壇に立っています。

 

2025年7月15日発行、会報第73号に掲載しました。

NEW!  大学ヨット部で共に主将を務める同期を紹介します

慶応義塾大学体育会ヨット部

主将 田中大和(高74回)

皆さま初めまして。2022年卒の田中大和と申します。私は現在慶慮義塾大学に在籍しており、体育会ヨット部に所属しております。大学ヨット部の活動拠点も逗子葉山であるため、中高時代から相変わらず逗子の海でヨットに励む日々を送っております。
さて、中学生から始めたヨット競技ですが、今年で競技歴が10年を迎えようとしています。大学4年生になり、学生生活の終わりが見え始めてからというもの、「自分にとってヨットとは何なのか」を自問する機会が増えたと感じております。
それに対する明確な答えはまだ見つかっていませんが、人生で最も情熱を注いできた存在であることは確かです。なぜそこまで多くの時間とエネルギーをヨットに注ぐことが出来たのか、その原点は逗子開成にあると思っています。中学でヨット部に入部した当初は、ヨットに乗ることに純粋な楽しさを感じていましたが、高校からは2人乗りのヨットになり、競技性も一段と上がりました。また、中学に比べて自律的に行動することが求められ、チームとしてーつの目標に向かって一枚岩になる重要性と難しさを痛感しました。当時主将として至らない部分が多く、そのたびに顧問の内田先生からお叱りを受けていたのを覚えています。一方で、そういった経験を通して、自身の人間的な成長も確かに感じていました。その頃から、ヨットへのモチベーションは、 ヨットの競技性そのものから、目標に向かって仲間と協働することの愉しさへと変わっていったのだと思います。
そして大学ヨット部においても、この想いは変わっておりません。残り少ない学生生活が少しでも有意義なものになるよう、目の前のことに対して全身全霊で取り組んでまいります。 ヨットとの出会いを与えてくれた逗子開成、そして支えてくださった先生方に感謝申し上げます。末筆にはなりますが、皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

早稲田大学体育会ヨット部

主将 河田大智(高74回)

はじめまして。令和4年卒、河田大智と申します。このたびは、校友会報『開物成務』への寄稿の機会を賜り、誠に光栄に存じます。現在は早稲田大学法学部に在学しており、体育会ヨット部に所属しております。現在は主将を務め、日本一を目指して、逗子開成からほど近い葉山の海で日々研鎖を重ねております。逗子開成での6年間には、数え切れない思い出が詰まっていますが、なかでも印象に残っているのは、高校ヨット部での活動です。異なる価値観を持つ仲間たちが、一つの目標にがむしゃらに向かった日々は、私に多くの学びと示唆を与えてくれました。現在所属する早稲田大学ヨット部では、多様な背景を持つ部員とともに、日本一という高みを目指しております。そのなかで、逗子開成で得た気づきや学びが、私の行動の礎となっていることを日々実感しております。また、高校ヨット部の同期である田中大和君 (現・慶慮義塾大学ヨット部主将)とは、ライバル校の主将として競い合い、友人として悩みを話し合う関係を築いてまい りました。このような一生の財産となる縁を得られたのも、6年間があったからです。さらに、早稲田大学ヨット部には、逗子開成の後輩たちが続々と入部してくれており、母校のつながりの広がりを実感するとともに、大変嬉しく思っております。このような多くの学びと機会を与えてくださった母校、そして校友の皆さま、教職員の皆さまに、改めて厚く御礼申し上げます。末筆ながら、皆さまの今後ますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2025年7月15日発行、会報第73号に掲載しました。

叙勲受章者を紹介します

2020年度春の叙勲受章者
佐々木 成(しげる)さん《瑞宝双光章》 高3回、元横須賀市立岩戸中学校校長・横須賀市在住

2018年度秋の叙勲受章者
高橋  茂さん《旭日単光章》 高13回、スポーツ振興功労(元 神奈川県柔道連盟副会長・横浜市金沢区在住)
飯塚進一郎さん《藍綬褒章》  高20回、調停委員功績(現 調停委員・横須賀市在住)